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メルマガ「仕立て屋サルトのファッション塾」7月号【レディース】
2025.06.28
暑い夏を快適に乗り切る
サマージャケット
今から9月までは、暑さと向かい合う季節になります。とはいえ、会社の会議や出張、オフタイムの食事会や旅行など外出の機会はグーンとアップ!そんな時用意しておきたいのが、サマージャケット。そこで今回は、おススメの清涼感のある生地で仕立てるジャケットの仕立てと生地をご案内。
■盛夏用仕立てジャケットの特徴
①背抜き
背中半分より下に裏地がついていないことから通気性が◎。裏地をつける面積が少ないため、軽く着やすいのが特徴。総裏と同じ毛芯や接着芯を使用してしっかり仕立てるので、カチッとした仕上がりに。春・夏・秋3シーズン着用したい方は、背抜きがおススメ!
②半裏
背抜きからさらに裏地を減らし、前身頃についている脇の下から裾にかけても裏地なし。背抜きよりも軽量で、通気性もバツグン。型崩れしにくい縫製なので、ビジネスシーンにも最適。春・夏・初秋に着用したい方におススメ。
③裏地なし
裏地が全くない軽量仕上げ。袖裏にも裏地がなく肩パットもないため、シャツ感覚で着用可能。暑い夏、ストレスフリーで着用したい方におススメ。カジュアルシーンはもちろんオフィスにも最適。
■盛夏用ジャケットおススメ生地
①シアサッカー
凸凹した表面でサラサラした肌触りが特徴のシアサッカー。肌との接地面が少ない為、清涼感や通気性がバツグン。特におすすめの素材は、すぐれた吸湿性・発散性をもち、シルクの最高峰とも言われている、エルメネジルドゼニアのノバラ。
ビジネスシーンでは、カットソーやシャツに合わせてスマートに!Tシャツの上にさらりと羽織ってカジュアルに!
②麻
通気性が良く、サラッとした肌触りのリネンジャケットは、着こなしに清涼感を与えてくれる夏のマストアイテム。ビジネスシーンはもちろん、Tシャツの上に軽く羽織るだけできちんと感を演出。フォーマル感のあるショールカラーの裏地なしでカーディガン風に仕立てるとエレガントな仕上がりに。ヒップをスッポリ隠すロング丈がおススメ。
③ジャージ
ジャージージャケットは「編み」生地で仕立てているため、伸縮性があり、肩や腕を動かしやすく快適な着心地を楽しめるのが特徴。シワになりにくいため、旅行や出張に最適。ビジネスシーンもカジュアルシーンも着用可能なので、機能性重視でアクティブな方はぜひ一度お試しいただきたい。
④サマーウール
グラム数の低いサマーウールは、軽くて涼しいのが特徴。見た目は通常のプレーンなスーツ生地なので、ジャケットだけでなく、スーツで仕立てるのが☆。ハイブランドの生地には、シルクや麻が混紡されてさらに涼しく、上品な光沢感が☆。無地はもちろん、チェック柄やストライプ柄など幅広くラインナップしているので、お好みのテイストをチョイス!
夏から初秋に向かって、清涼決めジャケットの準備は、お早めに!
来店並び商品のご予約・お問い合わせお待ちしております。
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