BLOG

おしゃれなオトナが休みの日に愛用している定番シューズ【アーカイブ メンズオーダーシューズ】
2020.10.22

自分サイズの誂え靴で、しっかり歩いて行こうわが人生

レザーソールの革靴で、カツーン、カツーンと道路の上に音を立てながら歩く心地よさ。ラバーソールのレザースニーカーで、駆け回ることの快適さ。靴にはいろんな味があります。オーダーで仕立てるシューズは、お手入れとお直しで永年履ける、自分の相棒。大地に足を踏みつけて、しっかりと歩いてまいりましょう~。

 

「いままで、普段スーツを着ている反動で、休日はカジュアルな服にスニーカーを合わせてたんだけど、若作りに見えたり、逆におじさんにみえたりして、どうもいけてないんだ。大人カジュアル服に合う靴を教えて!」

そんなお悩みにお答えします!

大人カジュアルは、誰にでも好印象を与え、うっすらセンスの良さを感じさせる位がちょうど良いんです。そこで、オシャレのポイントともいえる足元には、カジュアルシーンとはいえ、年齢的に恥ずかしくない上質な靴を選びたいものです。だからと言って、ジーンズにビジネスシューズを合わせたら残念なことに…。そこで、おしゃれなオトナが休みの日に愛用している、定番のシューズをご紹介!

 

自分サイズのオーダで仕立てるスエードのモンクストラップシューズ

大人カジュアルスタイルの決め手は足元。ラフな服装をしても「オシャレ」にみえるのが、シューズです。今回はベージュのスエードでモンクストラップシューズをオーダー。

歩きやすいように靴底はゴムを使用。

履きこんだら、良くブラッシングして、スエード用のスプレーをかけて、
毛を立てれば、長期にわたって愛用できます。スエードの味を楽みながら、スマートカジュアルスタイルをエンジョイ!

 

用意しておきたい、チャッカ(Chukka)ブーツ

くるぶし丈の、つま先革と腰革の2パーツで構成された外羽根仕様のブーツです。2~3組のひも穴を持ち、レザーを使用した上品なルックスだけど、もともとポロ選手が試合後に履いていたカジュアルなブーツが名前の由来のため、フォーマルすぎずカジュアルすぎず、季節問わず、あらゆるシーンで合わせやすい点が魅力です。

■スエードチャッカブーツ

一年中着用できるスエードですが、何と言っても厚みのある、あったか冬コーデには欠かせない素材。好みのカラーで、エンジョイ!

■レザーチャッカブーツ

スーツにもカジュアルウェアにもフィットするショートブーツ。ブラックの次に用意しておきたいキャメルカラー。チラリとのぞく底のレッドがこだわりのポイントなんです。

 

ベストとセットアップで楽しむUチップシューズ

キャメルのカーフを使用して、大人カジュアルシーンにふさわしいUチップシューズをお仕立て。同じレザーでベルトも合わせて、スマートカジュアルで決めてください!ビ

焦がしを入れたレザーで仕立てた、雰囲気のあるUチップシューズ

スーツとも相性の良いウイングチップ

トゥ部分の切り替えが、W字型をして翼のように見えることからこの名前がつきました。穴飾りをあしらっているものも多く、スーツやキレイ目カジュアルスタイルとの相性もバッチリ!スコットランドやアイルランドで労働用に履かれていた靴がルーツです。

レザーのコガシのテイストを活かすためにメダリオン(つま先の穴飾り)なしで、シンプルにアップ。

なかなかおめにかからないネイビーで仕立てたウイングチップ

 

選ぶべきは合皮よりも天然皮革スニーカー

起源は運動靴の一種。アッパーにスウェードや本革を使用したラグジュアリーなレザースニーカーは、カジュアルだけでなく、ビジネススタイルに合わせる方も増えてきています。選ぶべきは合皮よりも天然皮革のタイプ。柔らかな天然皮革なら、足なじみもよく、耐久性が高く丈夫なので、きちんとお手入れをすれば長持ちし、履き込むほどに風合いが出てきて、愛着のわく一足に育ちます。

 

 

どんなシーンでも着用可能なモンクシューズ

アルプス地方の修道士が履いていた、バックル留めのストラップで甲を締めるタイプの革靴。ドレスからカジュアルまでオン・オフを問わず使用できる最も凡庸性の高い靴です。モンクストラップが2本あるダブルモンクシューズは、英国のウィンザー公がジョン・ロブに注文した靴が起源と言われています。

 

カジュアル革靴の代名詞ローファー

英語で「怠け者」といった意味がある、スリッポンタイプのシューズで、U字のモカステッチが特徴です。靴紐など装飾感のないデザインが、カジュアルスタイリングを上品に仕上げてくれるんです。スェード素材も良いですね!

デザイン性が高く、華やかな印象を与えるサイドレースシューズ

遊び心のある持ち主のセンスを感じさせます。靴底は歩きやすく、頑丈なハーフラバーを採用。

 

 

 

メダリオン(穴飾り付き)ストレートチップ

ビジネスシーンや、ジャケット等の装いにオススメ。ストレートリップとは、つま先の革の切り替えがストレートになったデザイン。切り替え部分にメダリオン(穴飾り)をあしらうと、スマートカジュアルシーンに最適。

英国調のクラシックなデザインで、ドレッシーなシューズの腰裏には赤のレザーを使用して、スタイリッシュに!

腰裏にお好みのカラーをチョイスしたりメタリオンを入れたりするのもオーダーシューズの楽しみです。

 

 

クロコの型押しで上品に仕上げたオーダーシューズ

ビジネスシーンにも最適な、シックでクラシックなクロコの型押し。カジュアルスタイルにもマッチするUチップでベルトも同じレザーでオーダーメイド。腰裏にチラリと見えるレッドがポイントです。シューズを脱ぐと底はオールレッド。クールなんです。

 

個性的でスタイリッシュなコンビシューズ

お仕事柄、スーツ着用でないため、足元のオシャレがポイントになります。そこで、ブラックをベースにホワイトを一部使用したシューズをチョイス!

見るからスポーティーなテイストは、過去スポーツ観戦などに良く履かれていたことからSPECTATOR SHOUES「スペクター(観客)シューズ」という名称でも親しまれています。

ブラックの次に用意しておきたいインラインストレートチップシューズ

オシャレの決め手となるシューズ。冠婚葬祭のフォーマルシューズとしてのマストアイテムの内羽根式ブラックシューズを揃えたら色違いでブラウン・ワイン・ネイビーなどのダークカラーをもう1足加えておきたいものです。ビジネスシーンはもちろん、パーティーなどの華やかな席のオススメ!ベルトと一緒のレザーで揃えるのがポイントです。

 

 

オーダーゴルフシューズでナイスショット!

なかなかお目にかからない ダークグリーンのレザーを使用して自分サイズで仕立てたゴルフシューズ。日本人に多い足型である、足の長さに比べてワイズが広い。そのためワイズ(横幅)に合わせて自分サイズよりも長めのシューズを履いている方がほとんど。それを解決するのがオーダーシュ-ズ。オーダーで作ったゴルフシューズでベストスコア目指してGO!

 

 良いシューズを長く愛用するためのメンテナンス

「つい、手入れがおろそかになっちゃって・・・。修理お願いします!」H様からのご依頼。

届いたときのシューズは見るも無残な状態でした。日夜の激務で走り回った靴の底は減り、表面は擦り傷と、かびのような白いシミ。そこでシューズの底のお直し終了後、磨きを決行!

*ビフォアー;点在していた擦り傷

*アフター;消えました!

まめなお手入れをしていれば、レザーの触感や見た目の美しさも長年キープできるのですが、お仕事柄、お手入れが難しい方は、なるべく早めに修理・お手入れをお申し付けください!長持ちさせるポイントは、糸を縫い合わせている場所が多いため、ほつれをみつけたら、こまめにお直しすること。ローコストですぐに現状復帰します。すべての靴に言えることですが、靴底が擦れたら、こちらもはやめに取り替えてください。放置していると靴底全体が擦れて、ソール丸ごと取り替えるという大仕事になります。靴もスーツ同様、こまめにブラッシングしたりすることが、長持ちの秘訣です。良いものを長く身に着けるために、シューズをクローゼットに入れっぱなしにしないでせめて3か月から半年に1回は、クローゼットからだして、風通しを良くしてあげて長く愛用してください。

 

シューズに光沢感をつける磨き方-ハイシャイン(鏡面仕上げ)をかける方法

シャイニーに輝くカッコいいシューズ。いったいどうやったらキレイに光らせることができるのでしょう?今回は磨きのプロフェショナル ミスターOにその磨き技を実践してもらいました。

①まずは下地用のクリームをハイシャインしたいところのみに指の腹で塗る。

②コットン時の柔らかい布を指に巻いて、ハイシャイン専用のクリームを指先くらいの大きさ付けて円を描くようにクルクルと軽くなでるように塗り重ねていく。全体を塗り終わったら、息を吹きかけたりして乾かして数十秒放置する。この工程を3回ほど繰り返す。

③光ってきた感じが分かってきたら、クリームは付けないで、そのまま軽く撫で続ける(約3分くらい)

④最後に乾いた布にほんの少し水を含ませて、かるくなでる。

この作業で、生まれ変わったシューズがこちら

*磨く前

*磨いた後

最初の内は、クリームの量や、こすり加減でシャイニーさに差が出ますが、慣れてくると、片足15分くらいできれいになります。年末年始に向けて、パーティーや外出が増えてまいります。オシャレは足元から・・・。