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夏に向かってのおすすめ清涼スーツ素材、シルクウール
2023.03.06

シルクならではの、真珠のような光沢は、クレオパトラや卑弥呼といった古代の美女や王族を魅了してきました。

今から約5000年以上前に中国の黄河や揚子江の流域で、野生に生息していたクワコという名前の昆虫に改良を重ね、家畜化されたのがカイコ。カイコは中国の宮廷内で門外不出で飼育されていました。貴重だったシルクは、その当時、金と同じ価値があり、中東、そしてローマへと広まっていきます。この交易ルートが「シルクロード」。

シルクは人の肌と同じくタンパク質で出来ているため、肌触りが心地良いだけでなく、身に着けていてもかぶれたり不快感を感じることが少ないので、肌荒れを救う救世主といわれています。身体から出る汗を吸収して衣類の外側へと放出してくれるので、肌の温度を一定に保つことが可能なシルクは、夏場は涼しく、冬場は暖かいためオールシーズンOK。

今年の夏はシルクウールのジャケットやスーツにトライしてみてはいかが?

/生地 Scabal