揃えておきたい、テッパンオーダーコート

テッパン!オーダーコート

機能性・実用性を重視したうえでの美しい見た目ということで、現在のコートは軍服発祥のものがたくさんあります。古代ローマ時代から5000年以上続いている軍服の歴史は、西洋の紳士服の歴史とも言われています。コートを羽織るとついカッコつけたくなるのは、そんな軍服の流れを引き継いできているからなのかもしれません。

チェスターコート

シーン:フォーマル・ビジネス・スマートカジュアル
シーズン:オール

1800年代にヨーロッパで外套着として、フロックコートと呼ばれる丈の長いコートが着用されたのが始まりです。
後、昼間の男性用礼装として定着しました。現在はフロックコートの流れを汲んだ、丈の長いジャケット「チェスターコート」が主流になっています。19世紀にチェスターフィールド伯爵が着用したことからこの名称がつきました。
上品で落ち着いた雰囲気を持つブラックのチェスターコートは冠婚葬祭用に用意しておきたいマストアイテム。一般的なコートとして着用する場合は膝上のショート丈がバランスよく見えます。マスト素材はカシミア冬の冠婚葬祭用のコート生地の中でジェントルマンの象徴ともいえるカシミア は「繊維の宝石」といわれる希少価値の高い素材です。とはいえ、市販されている中にはカシミア入りと表示し、まったくカシミアの入っていないものや、少量混ぜただけのものもあります。当店では、ピュアカシミアといわれる100%カシミアの中でも優良なものを厳選して直輸入。その違いは軽さと高品質のカシミアのみがもつ宝石さながらの輝き。そのカシミアを一人一人の体形に合わせて、国内のコート専門の縫製工場で丁寧に仕立てます。
フォーマルシーン以外では、ウール・人工スエード等どんな生地にも馴染むデザインです。

トレンチコート

シーン:フォーマル・ビジネス・スマートカジュアル
シーズン:オール

第一次世界大戦当時、寒冷の欧州戦線で着用する防水性の高い防寒軍用コートとして開発されました。
♪ボギー ボギー あんたの時代はよかった 。男がピカピカの気障でいられた♪
1979年に発売された沢田研二の「カサブランカダンディ」ボギーとは1940年~1950年を象徴する名優ハンフリー・ボガートの愛称。映画「カサブランカ」での彼のイメージを歌った曲として、大ヒット。この映画のなかでピカピカの気障な言葉として有名になったのが「君の瞳に乾杯」
ボギーがさりげなく放つ言葉に、胸キューンの女性陣でありました。そんなボギーの象徴ともいえるのが、映画の中で着用したトレンチコート。ボギーことハンフリー・ボガートが、第一次世界大戦時に軍用の防寒、防水コートとして生まれたトレンチコートにスタイリッシュなイメージを最初に決定づけたともいわれています。
生地は、オールシーズン用のバーバリーコットンが主流ですが、冬用ではレザー・スエード・デニムなどもクールです。

アルスターコート

シーン:フォーマル・ビジネス・カジュアル
シーズン:秋冬

トレンチコートの原型ともなったこのデザインは、ビジネスシーンやカジュアルシーンでも着用しやすいデザイン。
クラシック回帰のトレンドの中で今再注目されています。
スーツとの相性も良く、デニムの上にニットというカジュアルなスタイリングにもマッチします。
シングル・ダブルとお好みのデザインを選んで、自分の体形に合った着丈を選びましょう。
生地は冬用のツイードやカシミアなどの肉厚のある生地がオススメです。

ピーコート

シーン:スマートカジュアル・カジュアル
シーズン:オール

19世紀末に英国海軍の艦上用コートとして誕生。カラーはロイヤルネイビーがテッパンですが、あえてチェック柄やストライプ生地で外すのもオシャレです。秋冬は起毛感のあるフランネルやカシミア、春秋はウール、サマーツイードなどがオススメ。

ダッフルコート

シーン:カジュアル
シーズン:冬

第二次世界大戦で北大西洋勤務者の防寒着として採用したダッフルコート。取はずし可能なフード付きが人気です。スポーティーで若々しいダッフルコートは、女性受けバツグン!です。重量感のあるウールやツイード・カシミアがオススメ。ツイードで仕立てるコートは、しわにもならず、少々手荒く扱っても問題ありません。逆に愛用すればするほど、独特の味が出てきます。

長く愛用するものだからこだわりたい【アーカイブ 当店でお作りしたオーダーコート編】

 

サルトリパーロは、体形に合わせて、お好みの生地・お好みのデザインでオーダーコートをお仕立てします。生地も、ツイード・ビキューナ・カシミア・レザー・人口スェードなど幅広く取り揃えております。

長く愛用するものだら、本物の1着をぜひお手元に

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