オーダースーツ

シーンと立場で選ぶ、自分に似合うスーツ

レディーススーツは大きく分けると、ビジネス用とフォーマル用に別れます。その用途によって、選ぶ生地やデザインが変わります。

例えば、
「会社の会議でレポート報告をしなきゃいけないの」
「講演を頼まれて」
「新人育成や面接官として」

そんなシーンに用意しておきたい女性のスーツは、エグゼクティブスーツ。エグゼクティブスーツは、華美すぎたり、地味すぎたり、安っぽく見えたり、若く見えすぎたり、流行を追いすぎたりするのはNGです。知的に見える、堅実に見える、信頼できそうに見える、清楚に見えることがエグゼクティブスーツの大切な条件です。そのためには、一見してわかる上質な生地を選ぶ事が重要ポイントです。良い生地とは 良質の糸を使用して丁寧に織られた生地です。エルメネジルド・ゼニアやロロピアーナ・アリストンなどの男性に人気のスーツブランド生地は、女性のエグゼクティブスーツとしてオススメです。

営業や出張などのアクティブなシーンでは、活動的で実用的な、ストレッチ入りの動きやすい生地やシーズンに合わせて清涼感や暖のとれる生地を選びましょう。

結婚式やパーティーなどの華やかな席ではカラーフォーマルスーツが最適です。華やかで上品なシャネルツイードやシルクなどの光沢感のある生地がオススメです。

【シーンに合わせた生地の選び方】

サルトリパーロでは、イギリス、イタリーのブランド生地から国産の上質生地まで、オーダースーツ用の厳選生地を常時幅広くご用意しております。 一流の職人たちが継承してきた生地織の伝統の歴史。極上の糸を吟味し紡ぎ、着心地と見た目の両面から織物へと導いていく工程。長い時から生まれだした最高級の生地にはその職人たちの努力と思いが込められているから、着ている人を満足させるのであろうとヨーロッパから毎年やってくる新作生地を見て感じています。

アリストン

1920年、イタリアのナポリで設立されたアリストンは、イタリアで絶大な人気を誇る“ゼニア”と並んで有名な生地ブランド。ナポリの小粋で洗練されたイメージをそのまま生地にしたようなアリストンの生地はオシャレなスーツ・ジャケットをお探しの方が納得する風合い。

エルメネジルド・ゼニア

人気のブランド生地の中でも、ひときわそのブランド力を世界のセレブリティに放っているゼニア。オシャレで有名なイタリアの若者の大半の夢は、「大人になったらゼニアのスーツを身にまとうこと」エグゼクティブスーツの筆頭ともいえるゼニアのスーツは一度身に着けるとわかる高品質の着心地が特徴です。

ダッシングツイード

ロンドンから世界へ現代的なツイードの方向性を提案する
「ダッシング・ツイード」従来のツイードの概念を打ち壊し、感度の高い人々に向けてデザインされる「カッティングエッジ」なツイードの数々は今、世界的に注目を集めています。カジュアルシーンからビジネス・フォーマルシーンまで幅広く着用できるトラディショナルでコンサバティヴな生地が特徴。

シャネルツイード

イギリスのリントン社から直輸入で仕入れる新作ツイードは、シャネルが長年使用しています。独特の多種の色遣いが特徴のシャネルツイードは世界中の女性のあこがれ。

他 スーパーブランドアルマーニをはじめ、フランスのランバンなど最高峰のウールを使用した生地を幅広くラインナップ。軽く美しく仕立て映えの良い生地を、ご予算に合わせてご案内します。

【自分に似合うスーツの選び方】

シーンによって生地の種類を選んだら、自分をより素敵に魅せるポイントは自分に似合う生地のデザインとサイズと縫製です。自分をスタイリッシュに魅せるスーツをお作りするために、当店では、まずお客様にお似合い似合う色(パーソナルカラー)を診断させていただいております。春・夏・秋・冬と4つに分かれるこの色をVゾーン(カットソー・シャツ)に使用することで、見た目の印象はがらりと変わります。
そこから、スーツのカラーや柄を選んでいきます。お客様の体形によるデザインのアドバイスも致します。

①体型別に似合うデザイン

体格と顔立ちで ジャケットの襟の形や第1ボタンの位置・ボタンの数を選ぶ事。これらはスーツを選ぶうえでとても重要なポイントになります。

身長の高い人

平均よりも背が高く標準体重の方が避けた方が良いのは、縦縞ストライプ。縦縞効果でますます長身が強調され、引き締まって見えません。オススメは濃紺やチャコールグレイなどのダークカラーの無地。ストライプを選ぶ場合は、光が当たるとストライプがみえるシャドーストライプが☆

身長の低い人

縦に膨張して見える縦縞ストライプがオススメ。ジャケットのデザインは、相手の目線をなるべく上持っていったほうが背の低さをカバーできるため、ボタン位置の高い2つもしくは3つボタンが☆着丈はヒップが少し見えるくらいのやや短めの丈がオススメ。

ふくよかな人

ライトな膨張色を避け、締まって見えるダークカラーをチョイス。ダブルも似合いますが、一昔前のゆったりサイズではなく、ウェストを絞り、ラペル幅も広すぎないシャープなシルエットがオススメ。パンツはタック入りよりもノータックの方がすっきり見えます。

やせた人

大きくみせたいからと、肩幅やバストなどの大き目のサイズを選びのはNG。自分に合ったジャストフィットなシルエットで仕立てた方が、スッキリみえます。パンツはブーツカットや膝から下がスリムなデザインが☆。

②見た目がきれいで着心地の良いサイズの選び方

ジャケットはバストから選んで肩幅・ウエスト・ヒップとあわせていきます。自分の身長に合った一番きれいに見える袖丈・着丈を設定しましょう。上り肩や下り肩などの体の癖や自分では気づかない、背中の皺やふくらみなどの補正をすることもキレイで上品なスーツの条件です。スカート・パンツはヒップから選んでウェスト・太もも・着丈と合わせていくことでスッキリしたシルエットができます。

スカートは、足をスラリと長く見せたい方は、スカートの丈は膝上もしくは膝中がオススメ。生地は目の錯覚による足長効果のある縦縞ストライプ。ゴアードスカート(6枚はぎなどのマーメードっぽいデザイン)よりプリーツやタイトスカートのほうがGOOD。

パンツは、膝ポイントの位置をなるべく上にすることで足長効果を生み出すます。パンプスのヒールは5cm~7cmがお勧め。ビジネスパンツはストレートスリムやブーツカットが一般的です。

③量産スーツとの違いが一目でわかる縫製技術

最近の既製品は、ほとんどが中国・韓国・ベトナムなどの海外生産です。しかしながら 縫製技術はやっぱり日本がダントツです。当然 工賃や人件費が高い分 お値段は上がりますがその工賃以上の丁寧な縫製には安心感と満足感がえれます。着用後の補修やサイズ調整にも迅速に対応してくれるそが、メイドインジャパンならではの細かいアフターホローです。

当店の縫製のこだわり

オーダースーツと一口に言っても、その仕立て方は大きく分ける3つに分かれます。

●フルオーダー

一人の職人が、採寸、パターン、縫製まで手掛ける仮縫い付きのスーツ。

* 従来はこの手法がメインでしたが、最近は、国内の縫製工場の技術も向上し、フルオーダーを仕立てていた職人も納得するような仕立てがマシンメイドでも可能になりました。その仕立て方はパターンオーダーとイージーオーダーに分かれます。

●パターンオーダー

量販店やDCブランドによくみられる、 各サイズのパターンから、当人のサイズに合うサイズを選び、 サイズの微調節のみをする方法です。 デザイン重視とパターン作成のコスト削減のため修正できる箇所が限られてくるため、 基本パターンからサイズのバランスが大きく外れている方には、ジャストフィットの仕上がりとはいきません。

●イージーオーダー

長期のキャリアを持ち、パタンナーとしてもキャリアのある職人が在住している工場 のみが対応可能な方法です。大量のパターンの中から、個人の体形に合うパターンを見つけ、さらにそこから 肩幅・バスト・ヒップ・二の腕・太もも・膝などなど、細かいディテールを修正すると同時に、体のくせ(上がり肩・下がり肩・反身・猫背・O脚などなど)をとっていきます。フルオーダースーツが仮縫い時に行う作業に似ています。当店ではこのイージーオーダーを採用しています。 フルオーダーでスーツを作成する過程と同様の方法をとるためガーメントといわれる、お客様のサイズに近いサンプルスーツを着用していただき、調整していきます。それによって、仮縫い料金をおさえることを可能にすると共に、お客様の繊細な要望に敏速にお応えするため、ハンドメイドの工程を重視している国内のキャリアのある縫製工場とのみタイナップしております。
マシーンメイドのみに頼らずハンドメイドを加えることで、よりお客様にフィットする似合うスーツが完成すると考えています。

サルトリパーロでは、大人の女性のための TPOにあったスーツスタイルを提案しています。良質の生地の提案はもちろんスーツのデザイン・シルエットをお客様と一緒に考えて作っていきます。さらに、スーツスタイルの経験が少なかったお客様のために、スーツに合うトップスやパンプスなどのトータルコーディネイトも提案させていたきます。お気軽にご相談ください!

シーン別にお仕立てしたスーツ【アーカイブ編】

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